問1. ある企業はAVDを導入し、登録ユーザー300人のうち、始業時に最大160人が同時にアクティブになる。実測では、事務作業、ビデオ会議、ファイル転送を行うユーザーでピーク帯域が大きく異なり、RDP以外にもMicrosoft 365、FSLogix、更新通信が同じ拠点回線を利用する。回線費用を抑えつつ繁忙時間帯の操作遅延を防ぐため、容量計画として最も適切なのはどれか。
- 登録ユーザー300人を基準に一律の平均RDP帯域を掛け、平常時の利用率が余る範囲で追加の余裕を抑えて回線容量を決める
- 最大同時アクティブセッションをユーザー種別ごとに分け、各ピーク帯域と共有通信を合算し、バーストと将来増加の余裕を加えて実測で検証する
- AVDの平均RDP帯域だけを基準に回線を選び、FSLogix、Microsoft 365、更新通信はピーク時に重ならない前提で容量から除外する
- ピーク時はQoSでRDPを優先制御すれば帯域不足も解消できると考え、追加の余裕を見込まず現在の回線容量を維持する
問2. ある企業は3拠点の登録ユーザー4,000人をAVDへ移行する。拠点ごとに勤務時間と利用率が異なり、全員が同時に接続するわけではない。過大なネットワーク設計と容量不足の両方を避けるため、セッションホストの容量計画で用いる同時接続数の算定方法として最も適切なものはどれか。
- 全登録ユーザー数を同時接続数とみなし、拠点や時間帯にかかわらず、その人数を容量計画の分母にする
- 全拠点の登録ユーザー数を合算し、各拠点の最大利用率を掛けて、時間帯の重なりを考慮せず算定する
- 拠点・時間帯ごとの利用率から同時アクティブセッション数を推計し、同じ時刻に重なる利用者を合算する
- 最も利用率が高い拠点の同時接続数だけを代表値とし、他拠点の利用者は時間帯が異なるため除外する
問3. ある企業はAVDを同時アクティブセッション120で利用する。利用者の75%は文書作成やWeb閲覧中心、25%は高解像度動画や大容量ファイル転送を伴う業務である。回線設計では、業務プロファイル別の帯域需要と構成比を反映し、繁忙時間帯のユーザー体験を確保する必要がある。最も適切な見積もり方針はどれか。
- 同時アクティブセッションを軽量業務と高通信量業務に分け、各プロファイルの実測ピーク帯域を構成比で見積もって合算し、共通通信とピーク余裕を加えて負荷試験で確認する
- 登録ユーザー全員に軽量業務の平均帯域を適用し、同時接続数や高通信量業務の割合は、通常時の余裕があれば回線設計に含めない
- 高通信量業務のピーク帯域を全ユーザーへ一律に適用し、構成比を考慮せずに回線を確保して、余剰分はQoSで他の通信を制限する
- 全ユーザーを一つの平均的な利用者として短時間測定し、その平均帯域に同時接続数だけを掛け、動画や転送が発生する時間帯も同じ値で設計する